ストレスをためないコツ その2
「嫌だ」と思うのはなぜ?自分の内面を知るチャンス!
こんばんは、玖村です。
嫌なことがあった時、嫌な人に会ったとき。
それは、自分の価値観を知る最大のチャンスです。
先日に引き続き、「ストレスをためないコツ2」
今回は、
ネガティブな気持ちになったら、その理由を考えてみる
です。
↓ストレスをためないコツ1はこちら
2. ネガティブな気持ちになったら、その理由を考えてみる
毎日自分の思い通りに過ごしていたって、嫌だなと思うことには出会います。
また、
「この人なんとなく嫌だな」
「なんでそんな信じられないことをするんだろう!?」
というような人に出会うこともあると思います。
そんなときは、なぜ嫌だと感じたのか?と自問してみることがおすすめです。
大抵、このどちらかに当てはまるのではないかと思います。
- 自分が「したいと思っているのに諦めている」ことをしている
- 自分が「絶対にしたくない」ことをしている
したいと思っているのに諦めていることをしている
たとえば、
「しょっちゅう休んで旅行にいっている」
「贅沢三昧、外食三昧の生活をおくっている」
など。
心の底では自分もそうしたいと思っていても、実際はなかなかできないことも多いですよね。
そういう行為を目の当たりにすると、嫌な気分になることがあります。
私はよく、それに気付いて自己嫌悪していました。相手は何も悪くないのに、自分が勝手に嫉妬しているなんて…。
でも、それって悪いことではないのです。
羨ましいと思ってしまうのは自分の素直な気持ちなので、自分を許してあげてください。
むしろ、自分を褒めてあげてもいいくらいです。
「自分も同じことをしたかったんだ」ということに気付くことができたのですから。
あとは簡単です。自分で同じことを実行してください。不思議と、嫌っていたその人のことを許せるようになります。
もちろん、なかなかすぐにはできないと思います。
なにしろ、自分がしたいと思っているのに「諦めていること」ですから。
なかなかできないけれど、でも、
「自分がそうしたいと思っていた、ということに気付くことができた」
それだけでも大きな収穫ではないでしょうか。
絶対にしたくないことをしている
これは比較的わかりやすいですね。
「人の陰口ばかり言っている」
「守るべき決まりを無視している」
など。
自分が何を重視していて、許せないことは何か、というのがはっきりするかと思います。
この理由で嫌だと思った人とは、この先も(どちらかの価値観が変わらない限りは)相容れることはないでしょう。
それはもう仕方ないことです。
生きていく上では、「価値観が合わないからこの人とはもう顔を合わせません」という自身の我儘が通らないこともあります。
しかし、「この人のここの部分が嫌なんだな」と認識できているということは、多少でもストレス回避になるのではないでしょうか。
また、そういった「自分の譲れないこと」を知っておくことで、これから先の衝突を回避できるかもしれません。
なんだか嫌い / なんだかモヤモヤする は、とてもストレスがたまる
わけもわからずイライラしたりするのは、とてもエネルギーを消費します。
自分でも明確な理由がわからず、心から納得していないので気疲れします。
しかし、なぜ嫌なの?と自分に聞いてみると、
「なーんだ、こんなことが嫌だと思っていたんだな」
「自分では気にならないと思っていたけど、やっぱり譲れないポイントだったんだな」
というのに、案外あっさり気付くことができます。
同時に、私はとても心が軽くなりました。無理して平気なふりをしなくて良くなったからです。
嫌なものは嫌だ、で良いのです。
自分が行動することで解消できること(したいと思っているのに諦めている)なら、実際にやってみるつもりで前向きに考えれば良い。
自分が譲れないこと(絶対にしたくない)なら、覚えておいてなるべく回避したら良い。回避できない時もあるけれど、少なくともそれを明確にすることはできた。
特別な準備や道具は必要ありません。
是非、お試しください。
次記事は、
3. 「私は頑張っている!」
です。